1. 近況報告
パリ平和フォーラムで、国際連合憲法研究センター常務執行役員のシャレイー博士が、第109条に則り、国連憲章の見直しの可能性を示唆し、日本国際平和構築協会の長谷川祐弘が日本の指導者が明治維新を通して士農工商の身分制度による封建社会から市民平等の理念と自由民権主義に基づいた国家を築き上げたかを説明した (12/11/2018)
(English) Sharei and Hasegawa engaged in debate on how the Charter review process can be started, while Francisco Plancarte, a Mexican lawyer and long-time promoter of UN transformation according to Art. 109 called for the creation of a global parliament.
エマニュエル・マクロン 仏大統領がアンゲラ・メルケル 独首相と共にパリ平和フォーラムを開き国際連帯を呼びかけた (11/11/2018)
ウラジミールプーチン 露大統領、タイイップ・エルドアン トルコ大統領、トルドーカナダ首相や他の首脳と一緒に、アントニオ・グテレス国連事務総長などと、グローバルな問題に取り組むにあたって国連など多国間機関の重要性について討論した。
国際基督教大学の特別招聘教授である吉川元偉前国連大使が、国連平和活動特別講演会を開催した (23/10/2018)
ゲストスピーカーの長谷川祐弘教授が、東京・三鷹市にある国際基督教大学にて約35人の学生と学者たちに対し、自らの経験を基にして講義を行い、見解と意見の交流を行った。プレゼンテーションの内容は、こちらをご参照ください。
長谷川祐弘氏「インドネシアが東ティモールの独立を妨げずに受け入れたことは、東ティモール平和構築が成功した大きな要因の一つである」
Diário de Notícias Reporter Leonidio Paulo Ferreira: 東ティモールの国連平和活動ミッションの責任者であって、ポルトガル国防研究所での今回のセミナーで基調講演をするためにリスボンに来られた、長谷川祐弘元国連事務総長特別代表と独占インタビューをする機会があった。長谷川氏は第二次世界大戦後の進展と世界平和について語り、東ティモールに関しては、国連を含めた国際社会の一致団結した支援とともに、現地の指導者が自己利益より国家利益を優先したこと、そして、インドネシアが東ティモールの独立を妨げることをせずに受け入れたことが平和構築を成功させた主要な要因であったと述べた。
「発見のモニュメント」(Padrão dos Descobrimentos)記念碑を訪問 (11/10/2018)
友人のビクター・アンジェロ氏は私と妻を大西洋につながるリスボンの川の端にある、非常に印象的な「発見のモニュメント」(Padrão dos Descobrimentos)記念碑に連れて行ってくれた。エンリケ航海王子の500回忌を記念して建てられたもので、ヴァスコ・ダ・ガマ、フランシスコ・ザビエルなどの彫刻が施されています。ポルトガルの探検家たちが海を渡って新世界の各地を15世紀~16世紀に発見したことが捧げられています。ポルトガルの探検家が最終的に日本の種子島に着くまでに100年かかった1543年でした。詳細は、こちらをご覧下さい。
ポルトガルの首都リスボンにある国防研究所で開かれた講演会で、長谷川祐弘理事長が東洋と西洋での「平和」の概念が異なることを説明し、紛争が絶えない地域社会での指導者の思考方法とメンタリティーを変えることが武力闘争と紛争を少なくすることになると説いた (11/10/2018)
この講演会にはポルトガル外務省と防衛省の専門家のほかに、約70人の大学生が聴講した。
国際問題研究所が主催したJIIAフォーラムで、佐々江賢一郎理事長がモデレーターとなり、吉川元偉・前国際連合日本政府代表部大使と長谷川祐弘・日本国際平和構築協会理事長が、激変する世界情勢を踏まえての国連の役割や限界、今年の国連総会の課題、国連システム内での日本の役割等に関して討論した (27/09/2018)
長谷川理事長は、国連安全保障理事会で常任理事国になる可能性が低くなった現在でも、日本は憲法に明示されているように、国際社会で「名誉ある地位」を得られるよう貢献していくべきだと述べた。討論会の動画は、こちらからご覧いただけます。
2019年度のJCKユースフォーラムとOB/OG会の準備が始まる (23/09/2018)
国連協会事務所で、来年度のJCKユースフォーラムの準備局が設立された。また、OB/OG会の発起人会議が開かれ、長川美里さんが企画案を披露し説明した。
南スーダン平和への動き:実現可能な願望かあるいはまた一つの妄想か(18/09/2018)
南スーダンのサルバ・キール(Salva Kiir)大統領と反政府勢力を率いるリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領は9月12日、エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)でのIGAD首脳会議において、最終的な和平協定に調印した。その成果として武力紛争が制止されて、治安が回復し、そして、新たな挙国一致政権が樹立されるのか注目される。
多くの御輿(みこし)が担がれて、道玄坂近くの渋谷109付近に集まった神輿連合の勢いは圧巻であった (16/09/2018)
今年は9月14日に、金王八幡宮社殿において古式に乗っ取った祭典が行われ、神輿の御霊入れがあったとのこと。そして15日には神楽殿で一般の方による奉納行事を行われ、16日には神楽殿で神代神楽の奉納、その後に渋谷の街に神輿が繰り出された。お神輿を担ぐ外国人の姿も見られた。
湧き水が清く透き通っていた、富士山の裾野にある忍野八海に行ってきた (11/09/2018)
東京都品川区の日野中学校9期生の懇親旅行で、富士山の裾野にある忍野八海に行ってきた。富士山の湧き水が清く透き通っていた。中国でも有名とのことで、訪問客の多くが中国人であった。日本人として誇りに感じた。写真に写っているのは、60年前に一緒に学んだ学友で、夕食を共にしながら話し合った。
日中韓国連協会の会長会議で千玄室会長が、国際社会を構成している個人や国家と全体の国際社会との関係と現象と認識の関係、そして、国連の在り方・立場を真に理解する必要性を説いた (10/09/2018)
ソウルのプラザ・ホテルで2018年8月27日に開催されたこの国連協会会長会議で、韓国の安秉俊(Ahn Byun-Jun)教授が、自由主義に基づく国際秩序(Challenges to the Liberal International Order)と題するテーマで講義を行った。
コフィ・アナン財団のアラン・ドス理事長が、日本から多く寄せられた哀悼のメッセージに感謝の意を表明 (03/09/2018)
コフィ・アナン財団のアラン・ドス理事長は、アナン氏とその家族が日本の多くの人々から寄せられた哀悼のメッセージに感謝の意を表明し、財団がコフィ・アナンの遺産を引き続き守っていくと述べた。
国際学生会議の最終本会議が、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催 (02/09/2018)
世界の30ヵ国から来た学生たちと日本の学生が国際交流とディスカッションを行う国際学生会議が、8月25日より一週間にわたり、世界が直面している課題についての議論や交流活動を、日本の各地で行った。最終日の9月2日に「ファイナルフォーラム」という形で成果を発表し、元国連事務総長特別代表で日本国際平和構築協会の長谷川祐弘理事長に評価をしてもらい、最終セッションで基調講演を行ってもらった。(馬淵将明、岡部エミリー)
「アフリカ賢人会議」コアグループ会合の開催 (01/09/2018)
日本政府は、8月31日と9月1日に日本財団と共催で「アフリカ賢人会議」コアグループ会合を開催した。今回の会合には、5名の元アフリカ諸国首脳が参加し、アフリカの平和と安全のために、アフリカ自身が取り組むべき課題等に関して活発な議論が行われた。(外務省報道発表)
JCKユースフォーラム:韓国と北朝鮮の非武装地帯を訪問 (31/08/2018)
坡州市の「パジュ出版都市」でJCKユースフォーラムに参加していた日本人、中国人、韓国人の学生たちは、8月31日に非武装地帯が見える展望台と都羅山駅を訪問した。
JCKユースフォーラムの文化交流イベントで、日中韓の学生が互いに歌や踊りを楽しむ (30/08/2018)
JCKユースフォーラムの参加者の日本人、中国人、韓国人の学生が自らの国の文化的を示す、歌をうたい踊りともに楽しんだ。
韓国と非武装地帯[38度線]の近くの坡州ブックシティで、第9回日中韓ユースフォーラム開催 (28-30/8/2018)
JCKユースフォーラムは、人権と国際テロに関する2つの決議を採択し、ジェンダー平等と気候変動に関する広範な議論を行った。
元外交官や国連の専門家がコフィ・アナンの日本への支援と貢献を述懐 (30/08/2018)
ジャパン・タイムズのエリック・ジョンソン氏によると、今月初めに亡くなったコフィ・アナン元国連事務総長が、日本が常任理事国になり得る安全保障理事会の改革案を強力に推進していたことを日本の元外交官が示唆された。