後期がはじまりました。前期の総合外交講座に代わり、後期はGlobal Governanceの講義が始まります。
Global Governanceに関しても、毎回来てくださる多彩なゲストの皆様に関してご紹介していきます。
今回は中央大学の内田孟男教授をお迎えして、お話を伺った講義の様子をお知らせします。
【10月8日 中央大学の内田孟男教授】
①ゲストのプロフィールご紹介
中央大学教授。
国際基督教大学卒業。フレッチャー法律外交大学院にて博士号取得。ユネスコ本部社会科学局プログラム・スペシャリスト、および国連大学学術審議官として勤務ののち、中央大学に移り、現在に至る。
専門は、国際公共政策、国際機構、国際政治
②講義要旨
2008年10月8日のGlobal Governanceでは中央大学の内田孟男教授をお迎えし、、「Global Governance and the UN」というテーマのもと、包括的に講義していただきました。
内田教授は、グローバルガバナンスの歴史的背景から構成要素などについて話され、行為主体についてはグラフを用いて国家レベルとグローバルレベルの比較、また理想と現実との比較をすることで、分かりやすく説明してくださいました。
国連は、国際公共財を生み出す唯一の全世界的な国際機関ということを指摘され、グローバルガバナンスは、現在の状況のみに制限されるのではなく、未来をより良いものにすることも目指していると説明されていました。(リポーター 池川遥)