【国際機構論】2009年5月19日(火) 伊勢 桃代様 日本国連協会理事
国際連合(国連)は、国家を超えた世界的視野に立つ仕事をする機関であり、ここに働く人たちは国際公務員として扱われる。 国家間や都市間の連携を構築した例は歴史上古く、古代エジプトやバビロン、古代ギリシャの都市にも見られるが、超国家的国際公務員の実現は、1919年の国際連盟に始まったと言える。
国際連合(国連)は、国家を超えた世界的視野に立つ仕事をする機関であり、ここに働く人たちは国際公務員として扱われる。 国家間や都市間の連携を構築した例は歴史上古く、古代エジプトやバビロン、古代ギリシャの都市にも見られるが、超国家的国際公務員の実現は、1919年の国際連盟に始まったと言える。
なぜ日本にとって国連は重要なのか。国際的にも日本の中でもグローバルイシューの解決に向けての機運が高まっている。気候変動、テロ、感染症紛争などは一国のみにとどまらない問題が多い。日本は先進国として、日本と世界の平和と繁栄を実現するために、これにリーダーシップを持って取り組まなければならない。力を持ったアメリカと国連システムがどう関わるかが今後注目される。
講義を始めるにあたって、国際機構の定義と国際機構研究の対象に関して説明されました。そして、国際法にも国内法にもあてはまらない事象を、新たに規定できる「国際機構法」という新しい概念を紹介されました。国際法学者による国際機構研究の課題と進展について述べられ、現場を重視した上で理論を展開していくべきであり、理論が先にありその理論をもとに現場を解釈しようとするべきではないとの見解を述べられました。
今回の講義の前半では、第二次世界大戦後の国際連合創設までの流れを5つの会議を中心に解説していただきました。また、国連憲章を見ていく際などで積極的に生徒に参加してもらうため、質問形式を取り入れられました。後半では、ブレトン・ウッズ体制や生まれ変わった国連の役割などを長谷川教授の経験談を織り交ぜて説明されました。
第1回目の講義では「国際機構」の定義をされ、国際機関が誕生する歴史的な背景を踏まえ、国際連盟と国際連合の設立と存続に関しての役割と構造の違いを比較されました。また一年間を通じて行われる授業と成績評価方法について説明されました。
しばらく更新がとどこおっておりまして申し訳ありません。
今回は12月16日の国際機構論の模様をお送りします。
今回は、特定非営利活動法人 難民を助ける会 理事長 長有紀枝(おさ ゆきえ)様に講義をしていただいた際の模様をお送りします。
今回は、前国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表の滝澤 三郎氏をゲストにお迎えしました。
グローバリゼーションと人の移動、そして難民支援の問題に関する主要な論点を、難民の現状や、
難民自身の話も交えてとてもわかりやすく講義をしてくださいました。
秋も深まり、大学の後期も入りました。前期に引き続き、国際機構論に来ていただいたゲストの方をご紹介していきます。
今回は国連開発計画(UNDP)駐日代表、村田俊一氏です。開発に関する主要な論点を、学生にも非常にわかりやすい言葉で説明していただき、とても勉強になる講義となりました。
今回は7月1日にいらしてくださった、世界銀行脆弱・紛争影響国ユニットの黒田和秀氏の講義の模様をお送りします。
また、黒田氏は当日合同ゼミにも参加してくださったので、そちらの模様も併せてお送りします。
長谷川教授の担当講義では、「総合外交講座」と同じく毎回様々なゲストの方に来ていただき、 貴重なお話をしていただいています。 そこで今回より複…
国際機構論に来ていただいたゲストの方をご紹介する本コーナー。 今回は中森 邦樹アジア開発銀行 駐日代表に来ていただいた前期の講義の模様をお送…
国際機構論に来ていただいたゲストをご紹介する本コーナー。
第二回目は外務省 総合外交政策局 国連政策課長 滝崎 成樹氏です。
国際機構論に来ていただいたゲストの方をご紹介する本コーナー。
第4回は前期に来ていただいた久山純弘 国連大学客員教授の講義の模様をお送りします。