本日2011年10月4日、長谷川ゼミは新入生リクルート活動の一環として1年生を対象とした公開ゼミを行いました。
4時間目は夏季休暇中に実施した海外研修旅行の報告会を行い、旧ユーゴスラビア圏に行ったグループ及び東ティモールに行ったグループそれぞれから発表がありました。旧ユーゴスラビア班はマケドニア・コソボ・ボスニアヘルツェゴビナ・セルビア各国における民族問題の相違・共通点について述べ、中でもマケドニアではペトロバツ群での現地小学生との清掃活動やUNDP・UNICEF等国際機関でのブリーフィングがあり言語・教育問題を中心とした民族融和への取り組みについて紹介されました。東ティモール班からは東ティモールの抱える公用語問題とインフラ、貧困問題、そして産業についてのプレゼンテーションがありました。主食すら輸入に頼る東ティモールがどのように米の自給自足を達成するか、またこれから工業化をすすめるにあたってのインフラ問題について紹介されました。
5時間目は旧ユーゴスラビア班・東ティモール班・国内滞在組の3グループに別れて、各グループ内で「貴方がパン・キムン国連事務総長だったらどのような政策を立案するか?」をテーマにディスカッションを行い、バルカン諸民族問題と東ティモール言語問題に対してどのようなアプローチをしていけばいいかを議論しました。グループには一年生も混ざり、2年・3年生に混ざって活発なディスカッションが行われました。(加藤 美翔)