【ゼミ活動】 10月14日のゼミ活動紹介

今回は第三回目(10月14日)のゼミ演習の様子を写真とともにお送りします!
この日は公開ゼミも同時に行われており、見学に来た一年生も一緒に授業を受け、実際に英語の文章を読んだり、大使と写真を撮ったりしました。

Section1では我ら長谷川ゼミの期待の2年生4人から「東ティモールにおける社会的・経済的の現状」についての発表と、東ティモール大使からの講義を、続くSection2では、長谷川教授から講義をしていただきました。


※Memorial photo taken with the Ambassador of Timor-Leste, students who gave presentation and the Master of the Ceremony.

【Section1】

2年生による東ティモールについてのプレゼン

Section1のゼミ生による発表では「東ティモールにおける社会的・経済的状況」として、実際に今年の夏に研修に行った時に見聞きしたことを通して、東ティモールの歴史や生活状況についてのデータを2年生が紹介しました。
東ティモールの社会的状況として、平均寿命が59.7歳であることや識字率が低いこと、5歳以下の体重が平均以下の子どもが約半数いること、また一日2ドルの生活を送る人が2001年の時点で63%いることなどが発表されました。


※Four of the 2nd year students gave a presentation on “The Current Social and Economic Situations in Timor-Leste”.
This presentation was based on the lectures and experiences from the study tour to Timor-Leste, this summer.

さらに、今後の東ティモールを考える上で2020年までの目標としての10項目について説明してくれました。

また、若者の問題として、失業率が高く、東ティモールでの使用言語がポルトガル語、テトゥン語、インドネシア語の三つであること、そして教育の機会が少なく、犯罪が多いことなどを挙げています。
他にも、石油の問題や、UNの東ティモールでの活躍、そして都市部と農村部の経済的格差についての発表を行うなど、
中身の濃いプレゼンとなりました。

今回のプレゼンは全て英語のプレゼンにも関わらず、ほとんど紙を見ることなく発表していて、2年生の成長を垣間見ることができて本当に感激しまた!
スライドには現地の写真も使われていて、数字とイメージが一致して今の東ティモールがどうなっているのかが、とてもわかりやすかったです。


※The Ambassador of Timor-Leste delivered an insightful and comprehensive lecture on “The Current Security Situation and the Prospect for Future Stability in Timor-Leste”.

東ティモール駐日大使によるレクチャー

ゼミ生のプレゼンの後では、ドミンゴス・サルメント・アルブス東ティモール大使から、直々に東ティモールの現状をお話いただきました。
お話の後には生徒との質疑応答があり、汚職問題や選挙制度について、そして、石油のことについての質問がありました。
大使からのお話を、是非今後の勉強に活かしていきたいと思います。

※Memorial photo shot with the Ambassador, Professor Hasegawa and freshmen.


【Section2】

ニュース番組と先生によるお話

Section2では、長谷川教授からの講義がありました!
今回は、2007年に放送されたBBS(一部長谷川教授が出演)のビデオ観賞をし、カンボジア国際協定、上海の株価下落、天安門でのAnniversary、東ティモールの選挙について英語のニュースを見ました。

映像は去年のものだったので、最近のニュースも気になりましたが、東ティモールの選挙の動向を再度学べた気がします。


※Lecture delivered by Professor Hasegawa on 2007 election in Timor-Leste, and the challenges UN is facing.

映像を見た後は長谷川先生からレクチャーをいただきました。
東ティモールの憲法106条の解釈の仕方についてのと、2007年度の選挙が無事済んだ理由・要素、そして今後の課題と国連がどうするべきかを学びました。
私は3年生ということもあり、長谷川先生の生の声でレクチャーを受けられるのもあと少しだと思うと、なんだかとても名残り惜しい感じがします。
残り少ないゼミ生活で、もっと長谷川先生からのレクチャーを受けたいと再確認した一日でした。

【ゼミ後】


※Held a short meeting after class and discussed on the recruitment of the freshmen

最近は来年度に向けたゼミ試験が近いこともあり、ゼミが終わった後にも毎回ゼミ生でミーティングを行います。
この日は入ゼミ試験について話し合いました。