国連大学ピースアンドガバナンスフォーラム主催討論会
“Kosovo: Governance for Peace and Development,
its Challenges and Opportunities for the UN”
近藤哲生国連コソボ暫定統治機構国連開発計画(UNDP)副代表
先日2月6日、国連大学にて討論会が開催されました今回ゲストとしてお呼びした近藤哲生氏は、長い間コソボの国連の活動に携わりご活躍なされています。
本討論会では“Kosovo: Governance for Peace and Development, its Challenges and Opportunities for the UN”と題しまして、独立を宣言したコソボの直面している諸課題、国連をはじめとした国際機関と日本の果たすべき責務に関して説明していただきました。
その後の討論会では長谷川教授をはじめたくさんの参加者を巻き込んだ活発な議論がなされました。
独立を宣言し国家の多数から支持を受けているにもかかわらず、たくさんの課題に直面しているコソボの現状について説明がなされ、治安・汚職・雇用・環境などをはじめとしたコソボの課題解決におけるUNDPの中心プロジェクトである汚職対策、ガバナンスのプロジェクトの詳細を紹介していただきました。現地の映像を使ったプレゼンは非常に印象的でした。
長年に渡って現場を見ておられる近藤氏のお話は非常にリアリティーを持っており、コソボの抱える課題の根本解決の難しさを感じました。
(リポーター:法学部国際政治学科2年 長島 啓輔)