【国際機構論】12月9日 長有紀枝 (特活)難民を助ける会 理事長


今回は、特定非営利活動法人 難民を助ける会 理事長 長有紀枝(おさ ゆきえ)様に講義をしていただいた際の模様をお送りします。

【12月9日 長有紀枝 特定非営利活動法人 難民を助ける会 理事長】

①ゲストのプロフィールご紹介

特定非営利活動法人 難民を助ける会 理事長
63年東京に生まれ、茨城県出身。早稲田大学政治経済学政治学科卒業。
外資系銀行に勤務後復学、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。
外資系企業に勤務しつつ、1990年より難民を助ける会にてボランティアを開始、91年より、AARの専従職員となる。
旧ユーゴ駐在代表、常務理事・事務局次長を経て、専務理事・事務局長(00~03年) 。
この間紛争下の 緊急人道支援や、地雷対策、地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動に携わる。
2004年より東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程に在籍し、07年博士号取得。
06年7月より(特活)ジャパン・プラットフォーム(JPF)代表理事。東京大学大学院、青山学院大学大学院等で教鞭もとる。
難民を助ける会のHPはこちら。


②講義要旨

今回の講義では、特定非営利活動法人、難民を助ける会理事長である長氏をお呼びして講義を行っていただきました

講義にて長氏はまず、「そもそもNGOとは何か」ということや、「NGOはどのようなことをしているのか」等のNGOの基礎的な知識のことからお話をしてくださいました。

また、地雷問題とNGOの関係についても触れ、対人地雷禁止条約の成立まで(オタワ・プロセス)にNGOが大きな役割を担っていたことを詳しくご説明していただきました。

今後、軍縮の分野では、さらなる政府とNGOとの協力・連携が必要だというご指摘もなされていました。

(リポーター:法学部国際政治学科2年、福島 千晶)