本日のゼミ活動は開発経済班によるプレゼンテーションを行いました。国際開発論の概念と、20世紀、21世紀における開発の理論を説明し、その中でも特に今後の開発において重要である環境に考慮した現地の人々を主体としたアプローチの重要性についてプレゼンテーションを行いました。またこれまでの農業開発の取り組み及び工業化をめぐる取り組みについても説明し、農業化から工業化に移転する仕組みについてディスカッションを行いました。2限目には国連大学客員教授である高橋一生様をお招きして、世界の水問題について講義を行って頂きました。日本では蛇口をひねると簡単に得られる水をめぐり世界では紛争が起こっているということ、水ストレスを抱えている国が今後20年で2倍になるなど、水をめぐる様々な問題を取り上げ、その上で日本が世界に対してどの様な国際協力を行っていくべきかということをお話して頂きました。講義後半では、ゼミ生から出た質問に対し丁寧にお答えして頂きました。最後に4年生の福島さんが就職活動報告をし、3年生にこれから始まる就職活動に向けてのアドバイスを頂きました。(與古田葵)